Amazonのおすすめに出てきて、なんとなく再生したのが始まりでした。
主演の男性、どこかのドラマで見たことあるな……くらいの気持ちで観始めたのですが、これが大正解。気づいたら画面に釘付けになっていました。
そして私、実は高所恐怖症なんです。なのにこの映画、思わず目をふさぎたくなる場面が何度も出てきて(笑)。それでも手を止められなかった。観終わった後のすっきり感は、今でも覚えています。
- 公開年:2019年
- 監督:イ・サングン
- 主なキャスト:チョ・ジョンソク、ユナ(少女時代)
- 上映時間:103分
就職活動がうまくいかず実家に居候中のヨンナム(チョ・ジョンソク)。大学時代に打ち込んだ山岳部の経験以外、特に取り柄のない普通の青年だ。ある日、家族で参加した母の喜寿のパーティ会場に、突如正体不明の有毒ガスが襲いかかる。ガスは瞬く間に街全体に広がり、ヨンナムは大学時代の後輩ウィジュ(ユナ)と偶然再会。二人は建物の屋上から屋上へと飛び移りながら、高層ビルの連なる街の「上」を逃げ続けることになる。
正直に言います。「そんなこと、普通の人間にできるわけないでしょ……!」と何度も思いました(笑)。
ビルとビルの間を飛び越え、看板にぶら下がり、エアコンの室外機を足場にして駆け上がる。現実的に考えたらスーパーマンの世界です。
でもこれが不思議なことに、嫌じゃないんです。むしろ「やれ!いけ!」と自然と応援している自分がいる。山岳部出身という設定がかろうじてリアリティの橋渡しをしてくれていて、「このくらいならギリギリあり得るかも?」という絶妙なラインを保っているんです。
高層ビルの屋上、足元に広がる奈落、細い足場……。
私は高所恐怖症なので、何度か思わず目をふさぎかけました。それでも手が止まらなかったのは、映像がリアルで、かつカメラワークが絶妙だから。「怖い」と「ハラハラして続きが気になる」が同時にやってくる感覚は、なかなか味わえないものです。
高所が得意な方はぜひ存分に楽しんでください。苦手な方も……たぶん観てしまいます(笑)。
有毒ガスという深刻な設定なのに、映画全体がどこか明るい。これが『EXIT』の最大の魅力だと思います。
ヨンナムのちょっと情けない性格、ウィジュとの気まずい再会、地上で奔走する家族たちのドタバタ……。緊張が高まったところに笑いが来て、また緊張して、また笑う。この繰り返しが103分を全く長く感じさせません。
観終わった後の「すっきり感」は、このバランス感覚から来ているんだと思います。
こんな人におすすめ!
- 韓国映画を初めて観る方(入門編として最高です)
- 笑いながらハラハラしたい方
- チョ・ジョンソクさん、ユナさんのファンの方
- 『エクストリーム・ジョブ』が好きだった方
まとめ:肩の力を抜いて、全力で楽しめる一本
深く考えなくていい。難しい設定もない。でも観終わった後、確かに元気になっている——そんな映画です。
「ありえない展開」を全力で楽しむ気持ちさえあれば、絶対に後悔しない103分です。
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