「昼はチキン屋、夜は麻薬捜査官!?」
今回ご紹介するのは、韓国の観客動員数が歴代1位の『神と共に』シリーズを抜き、コメディ映画として異例の大ヒットを記録した超話題作『エクストリーム・ジョブ』です。
「面白すぎて、映画館でフライドチキンが売れまくった」という伝説まで生んだ本作。果たして、その面白さの秘密とは? ネタバレなしで、爆笑必至の見どころを徹底解説します!
- 公開年: 2019年
- 監督: イ・ビョンホン(俳優とは同姓同名の別人です!)
- 主なキャスト: リュ・スンリョン, イ・ハニ, チン・ソンギュ, イ・ドンフィ, コンミョン
- 上映時間: 111分
実績が全く上がらない、解体の危機にある麻薬捜査チーム。コ班長(リュ・スンリョンさん)率いる5人の刑事たちは、国際的な麻薬組織を検挙するため、24時間体制の張り込み捜査を開始する。
アジトの向かいにある潰れかけのフライドチキン店を買い取り、偽装営業を始めるが、なんと、絶対味覚を持つマ刑事の作るチキンがSNSで「ウマすぎる」と話題になり、店は大繁盛!
捜査はそっちのけでチキンを揚げ続ける毎日。果たして彼らは、チキンを揚げるのか、犯人を挙げる(揚げる)のか!?前代未聞の“揚げる”大捜査線が、今始まる──。
「麻薬組織を監視するために始めたチキン屋が、本業より儲かってしまう」という、もはやコントのような設定が最高です!
捜査に集中したいのに、客はひっきりなしにやってくる。「いらっしゃいませ!」と笑顔で接客しながら、犯人の動きを必死に目で追う刑事たちの姿は、もう笑うしかありません。この本末転倒な状況が生み出すドタバタ劇に、開始数分で夢中になること間違いなしです!
個性豊かな5人のキャラクターが、とにかく全員魅力的!
やる気は空回り気味の班長、口は悪いが頼れる姐さん、謎の強運を持つトラブルメーカー、純粋すぎる若手刑事…。それぞれが絶妙にポンコツなのに、いざという時に見せるチームワークにはグッときます。彼らのクスッと笑えて、どこかホッとする人間関係こそ、本作の真の魅力かもしれません。
この映画を観る前に、一つだけ注意点があります。それは、絶対にフライドチキンが食べたくなるということです!
サクサクの衣、ジュワッと溢れる肉汁、そして秘伝のタレ…。劇中に登場する「水原(スウォン)カルビ味チキン」の調理シーンは、飯テロ以外の何物でもありません。鑑賞のお供に、ぜひフライドチキンをご用意ください!
- 何も考えずに、とにかくお腹を抱えて笑いたい人
- 『七人の秘書』のような、個性的なチームが活躍する物語が好きな人
- おいしい料理が登場する映画(グルメ映画)が好きな人
まとめ:笑いと元気が欲しいなら、この一本!
『エクストリーム・ジョブ』は、緻密に練られた脚本と、愛すべきキャラクターたちが織りなす、まさに「コメディ映画のお手本」のような作品です。
日々の疲れやストレスを吹き飛ばしてくれる、最高の笑いと爽快感がここにあります。気分が落ち込んでいる時に観れば、きっと元気をもらえるはず。ぜひ、最高のチキン・コメディをご賞味あれ!
『エクストリーム・ジョブ』以外にも笑いとスリルが詰まった韓国コメディ映画をもっと知りたい方は、韓国コメディ映画おすすめ|笑いとスリルが詰まった人気作を厳選紹介をどうぞ!

